ふと思い出しましたので...。
ちまたで「永遠のMT4ベータテスター」と揶揄されている通り、
Dukascopy は現在「MT4正式対応しない。だがMT4デモ口座は提供し続けている」という奇妙な事態が継続中です。
実はDukascopy には 他に JAVAによるJForexという取引プラットフォームがあるのですが、
MT4/JForexクライアント・ブリッジを介することでMT4デモ口座での売買をそこへ反映できます。
JForex --- ブリッジ --- Dukascopy MT4
MT4/JForexクライアント・ブリッジ
http://www.dukascopy.com/swiss/japanese ... ex_bridge/問題点は、ブリッジはMT4のLogファイルを参照しているため、
多大な流動性(リクイディティ)があるとはいえ、タイムラグにより売買数回で数セント程度の誤差は発生しますし、
ログファイルを1日ごとに再指定する必要性が生じることです。
何より、MT4サーバー、JForexサーバー、SWFX市場と、経由点数カ所のいずれかがコケたらアウトです。
(Dukascopyは緊急時の決済受付先の電話も用意されているようですが)
そこまでするなら素直にMT4ライブ口座を提供すればいいのに、なぜ頑なに導入を拒むのか。とも
思うのですが、どうも Dukascopy は MetaQuotes Software Corp と MT4 に対する不透明性を問題視しているようで、
以前から常々しつこく言っている「バンク理念のフェアで透明な取引環境」と対立している点と、
高額なランニング費用が発生することから今後も正規MT4サービスを提供する意志は無いようです。
(FX業者がMT4Serverを導入し顧客サービスを提供するには、数千万円/月額の上納金が発生するっぽい)
しかしDukascopyは、日本語サイト・日本語サポートを作ったり上記環境を構築するほどには気にしているようですし、
何よりMT4に慣れ、MT4上で売買環境を構築してしまうと、それでもいいから使いたいと思う顧客も多いと思いますので、
試したい人は試す価値があると思います。
私もデモしましたが、その限りではなかなか良い感じでした。
また、Dukascopy より ATC Brokers
http://www.atcbrokers.com/ の方が
より優れたスプレッド、高評価なFX業者であると思うのですが、今年から米国FNA規定により
米国ではレバ上限50倍になりますので、レバ上限100倍のDukascopyの方が良いと思います。